福岡市西区にある小戸公園の公衆トイレで18日、小学校1年生の男児(6)が首を絞められて殺害されていた事件で22日、福岡県警は殺人と死体遺棄の疑いで母親(35)を逮捕した。母親は「トイレに入った2〜3分の間に消えた」と周囲にいた人々に捜索依頼をしていたが、靴の脱げた同男児の足の裏に泥が付着していないことや、周囲に人々がたくさんいたにもかかわらず、まるで犯人の姿が見つからなかったことなど不自然な点が多かった。
これら不自然な点を県警から追求された結果、首を絞めたことを認めたという。
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などでは「身近な人が怪しい」「第一発見者が怪しい」などと言われるが、失踪後自殺した妻の遺体の第一発見者となった経験を持つ夫は、実際の警察から厳しい追及を受けたという。
パトカーの中で、両脇を刑事に挟まれ、「なぜ、捜索願を失踪から12時間以上出さなかったのか?」と聞かれたり、「その間何をやっていたのか?」などと徹底的に聞かれた。そして、トイレに行きたい旨を伝えると「終わるまでムリ」との返事。
妻が死んだという混乱で悲しみの極地にはあったが、刑事は続いて「手を出して」と言う。手の平を刑事に差し出すと「違う!」と言って手を裏返し、手の甲をじっくりと見た。手の甲に抵抗された跡がないかをチェックしたのだ。この時に夫は「自分が疑われている」とゾッとしたという。
その後、警察署へ連れて行かれ、司法解剖が終了するまで夫は警察に残ることとなった。その結果、明確に自殺であることが明らかになったため、夫は無罪放免となった。別れ際、刑事に「私のことを疑っていましたよね?」と聞くと「それが捜査の鉄則です。申し訳ありませんでしたが、ご理解ください。ご冥福をお祈りいたします」と刑事は答えたという。
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福岡男児殺害事件 母親逮捕、警察は身近な人から捜査